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『化学㉚フッ素ゴムとフッ素樹脂の違い』 河東 丈二
フッ素ゴム(FKM)は、耐性・強度などのさまざまな面で優れた性能を持つゴム製品です。特に耐熱性や耐油性などに関しては、他のゴム製品よりも突出しています、また、 ゴム 弾性を持っています。 また、 フッ素ゴム の素となる フッ素樹脂 (fluorocarbon...
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DPG工法 河東丈二
DPG工法 ( Dot Point Glazing)は、ガラス建築の施工方法の一種。 サッシ を設けず、孔を開けた ガラス 同士を点支持で連結する工法で、 1980年代 中頃より アトリウム などで採用され、1990年代中盤新宿再開発で大量に採用され始めた。 しかし、...
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超極圧潤滑剤とは What is extreme pressure lubrication 河東丈二 Joji Kawahigashi
動作条件: 高速かつ超高温 高圧および極度の負荷 移動面または摺動面に非常に高い圧力と速度がかかると、過剰な摩擦熱が発生します。 このように表面で高い局所温度が生成されると、潤滑剤は付着したり蒸発したりできなくなります。...
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『化学⑳』エンプラ③m-PPE 河東丈二
m‐PPEはフェノール(芳香環ーOH)とメタノール(CH4O)から、アルキル化反応により 2,6-ジメチルフェノールを合成して、酸化重合法により製造される。 上の化学式(構造式)は、2,6ジメチルフェニレンオキサイドを重合したPPE(ポリフェニレンエーテル)。...
nakata513
2022年11月30日読了時間: 4分


『化学⑲』結晶性樹脂と非晶性樹脂 河東丈二
結晶性樹脂 非晶性樹脂 結晶性樹脂は、どんな状態でも結晶構造があるのではなく、冷え固まる際に結晶構造が生まれます。 つまり、溶融した状態では結晶はありません。 樹脂が冷却される際に、分子が規則正しく配列することで「結晶」が作られます。...
nakata513
2022年11月30日読了時間: 2分


『化学⑱』スーパーエンプラ③PEEK 河東丈二
Polyether ether ketone (PEEK) 化学式:C19H14O3 ポリエーテル エーテル ケトン (PEEK) は、エンジニアリング用途で使用される、ポリアリールエーテルケトン (PAEK) ファミリーの無色の有機熱可塑性ポリマーです。 このポリマーは...
nakata513
2022年11月30日読了時間: 7分


『化学⑰』スーパーエンプラ②LCP 河東丈二
エチレンテレフタレートとパラヒドロキシ安息香酸との重縮合体 「タイプⅠ」と呼称する。最初に製造された液晶ポリマーの種類。 荷重わたみ温度:>300℃ はんだ耐熱レベル:ディップはんだ対応 フェノールおよびフタル酸とパラヒドロキシ安息香酸との重縮合体...
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2022年11月29日読了時間: 6分


『化学⑯』スーパーエンプラ①PPS 河東丈二
ポリフェニレンスルフィド (PPS) は、芳香環が硫化物で結合した有機ポリマーです。このポリマーから得られた合成繊維とテキスタイルは、化学的および熱的攻撃に耐性があります。 PPS は、石炭ボイラー、製紙用フェルト、電気絶縁材、フィルム...
nakata513
2022年11月29日読了時間: 6分


『化学⑮』スーパーエンプラ 河東丈二
スーパーエンプラ(スーパーエンジニアリングプラスチックの略称)とは耐熱性・機械的強度が非常に高い高機能樹脂の事を指します。 150℃以上の高温化の中でも長時間使用することができます。 エンプラ同様、スーパーエンプラの明確な定義はありませんが、概ね150℃以上の耐熱性を持つプ...
nakata513
2022年11月29日読了時間: 4分


『化学⑪』汎用樹脂④ポリスチレン 河東丈二
ポリスチレン(スチロール樹脂)は、ABS樹脂などともにプラスチック加工で最も多く使用されている素材の一つである。熱可塑性樹脂としては最も安価な部類に入り、同時に高い加工性を有していることから、さまざまな成形方法に対応している。射出成形や押出成形、ブロー成形、真空成形など金型...
nakata513
2022年11月28日読了時間: 4分


『化学⑫』汎用樹脂⑤ABS樹脂(ABS)とは 河東 丈二
ABS樹脂(acrylonitrile butadiene styrene copolymer、ABS)は、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンからなる熱可塑性樹脂の総称です。 ABS樹脂の優れた物性は、構成する3種類のモノマーの特性に由来しておりまして、アクリロニトリル...
nakata513
2022年11月28日読了時間: 3分


『化学⑨』汎用樹脂②PVC(ポリ塩化ビニル、塩ビ)
PVC(ポリ塩化ビニル、塩ビ)は、ビニールや塩ビという名前で馴染み深い素材だ。プラスチック素材の中においても特に加工性に優れ、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、などとともに五大汎用樹脂として最も多用される素材の一つでもある。...
nakata513
2022年11月24日読了時間: 8分


『化学⑧』汎用樹脂の基本① ポリエチレンとポリプロピレン
PPとPEの違いとは? PP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレン)は色も似ており、共通点も多いので、見分け方・使い分け方をあまり理解していない方も多いのではないでしょうか。そこで今回はその違いを説明したいと思います。 共通点 (1)どちらも炭素と水素からなる高分子。...
nakata513
2022年11月24日読了時間: 4分


『化学㉔』スーパーエンプラ④フッ素樹脂 河東丈二
炭素原子(C)とフッ素原子(F)からなる直鎖状の高分子で、炭素原子とフッ素原子の結合力は有機結合の中で最も強く炭素原子同士の結合力も高い。(構造式) PTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)poly沢山のギリシャ語 Tetraギリシャ数字4Fluor...
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2022年11月22日読了時間: 5分


『化学⑩』汎用樹脂③Poly(methyl methacrylate) (PMMA) アクリル樹脂 河東丈二
PMMAの構造式 化学式は(C5O2H8)n アクリルは、優れた透明性を持つ熱可塑性プラスチックです。一般的な比較素材としては、ガラスは割れやすい懸念があるためアクリルはガラスの代替材料として使用されるのに適しています(よくポリカーボネートとアクリルは比較され、時に耐衝撃性...
nakata513
2022年11月22日読了時間: 4分


『化学⑭』エンプラ②PC ポリカーボネート 河東丈二
ポリカーボネート(PC) ポリカーボネート (PC) は、カーボネート官能基を持つ透明な熱可塑性樹脂です。 その高い強度により、衝撃や破損に耐性があります。 軽量なのでガラスの代替品として最適です。 PCを溶かし、高圧で金型に押し込み、目的の形状に成形します。...
nakata513
2022年11月21日読了時間: 9分


『化学⑦』モノマーキャスティングのモノマー 河東丈二
モノマー(monomer、単量体)とは、ポリマー(プラスチック)を構成する最小の単位です。 エチレンやプロピレンがこれに当たります。 「モノマー」の「モノ」は「ひとつ」という意味であり、「ポリマー」の「ポリ」はギリシャ語で「多数の」、「たくさんの」を表します。...
nakata513
2022年11月21日読了時間: 4分


『化学⑥』MCナイロン 河東丈二
Monomer casting nylon-6-b-polyether amine copolymers モノマーキャスティングナイロン-6-b-ポリエーテルアミンコポリマー MCナイロンとは、ナイロン6の原料であるカプロラクタムを触媒と混合し、大気圧下で重合・成形した製品...
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2022年11月19日読了時間: 7分


『化学⑬』エンプラ①ポリアセタール樹脂POM デルリンとジュラコンDelrin and Duracon 河東丈二
ポリアセタール(ポリオキシメチレン)には、大まかに二つ代表があり、デュポン社のデルリンはホルムアルデヒドの結合(CH2O)でつくられたポリオキシメチレン(CH2O)の分子鎖からできているホモポリマーと、わが国のポリプラスチックス社のジュラコン®はホルムアルデヒドの三量体であ...
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2022年11月17日読了時間: 2分


『106』種の起源から From the origin of the species 河東丈二 Joji Kawahigashi
僕は、川の流れに流されていく人生が一番素晴らしいと思っていて、自分から「何か をやりたい」と強く思ったことは実はほとんどありません。若い頃、渡米したのも、 25歳で画像処理システム販売や半導体販売会社を立ち上げたのも、28歳でアパレル社...
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2022年11月5日読了時間: 3分


『化学⑤』有機反応‐縮合反応② 河東丈二
第二段階: プロトン移動 エタノールの攻撃を受けた酢酸は、エタノール由来の酸素原子から 3 本の手がのびており、正電荷を帯びています。そこで、プロトンを 1 つ放出して、中性の分子に落ち着きます。続いて、OH 基の酸素原子が、孤立電子対をプロトンに差し出して、正電荷を帯びま...
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2022年11月4日読了時間: 2分


『化学④』有機反応 ー縮合反応① 河東丈二
今回は、高校化学でも登場する有機反応であるエステル合成反応を中心に、その反応が起こるメカニズムを解説します。その細かい分析を通じて、なぜエステル合成に酸触媒が必要であるか、加えてエステル化は可逆反応であるかを読み解きます。最後に、アスピリンの合成反応や身の回りのエステルの合...
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2022年11月2日読了時間: 6分


『化学③』有機触媒② 河東丈二 Joji Kawahigashi
触媒とは,「それ自身が変化することなく,化学反応 を促進する物質」である.触媒は19世紀にヨーロッパ で発見されたとされており,近代工業では窒素と水素か らアンモニアを生産するハーバー・ボッシュ法で触媒が 使われていることでも知られている.この時使われてい...
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2022年11月1日読了時間: 6分


『化学㉚フッ素ゴムとフッ素樹脂の違い』 河東 丈二
フッ素ゴム(FKM)は、耐性・強度などのさまざまな面で優れた性能を持つゴム製品です。特に耐熱性や耐油性などに関しては、他のゴム製品よりも突出しています、また、 ゴム 弾性を持っています。 また、 フッ素ゴム の素となる フッ素樹脂 (fluorocarbon...
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DPG工法 河東丈二
DPG工法 ( Dot Point Glazing)は、ガラス建築の施工方法の一種。 サッシ を設けず、孔を開けた ガラス 同士を点支持で連結する工法で、 1980年代 中頃より アトリウム などで採用され、1990年代中盤新宿再開発で大量に採用され始めた。 しかし、...
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超極圧潤滑剤とは What is extreme pressure lubrication 河東丈二 Joji Kawahigashi
動作条件: 高速かつ超高温 高圧および極度の負荷 移動面または摺動面に非常に高い圧力と速度がかかると、過剰な摩擦熱が発生します。 このように表面で高い局所温度が生成されると、潤滑剤は付着したり蒸発したりできなくなります。...
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